2019年5月にマイニングで使用されていたであろう中古の「Palit GeForce GTX 1060 Super JetStream (6GB)」を手に入れました。今でも自宅のPCで問題なく動作しています。
あれから2年半、半導体不足とマイニングの再人気(?)によりグラボは高騰しています。GTX 1060の中古品も3万円程度しており、確か新品時と変わらない値段だと思います。
私が購入したときはマイニングが急落してグラボが投げ売り状態で、ヤフオクで送料込で1.6万円でした。
GeForceシリーズはすでにRTXやGTX 16xxシリーズなどの後継モデルが出ています。GTX 1650で3万円前後、GTX 1660のTi、SUPERやRTX 2060が6~7万円くらいでしょうか。
GeForce GTX 1060のパフォーマンス
FF XVベンチマークを取ってみました。ベンチマークは主に劣化などしていないか確認する用途で使っています。
画質 | FHD 1920×1080 | QHD 2560×1440 |
---|---|---|
高品質 | 4879 | 3705 |
標準品質 | 6627 | 4541 |
公式サイトのスコアの目安を見ると普通~快適の間でした。FHDならまぁ普通に遊べそうな感じに見えます。
GeForce GTX 1060の余命(予測)
物理的な損耗以外ではドライバが提供されなくなる時期がサポート終了となり、パーツの寿命が来たと言えます。古いドライバで使えはするでしょうけど、OSの更新やバージョンアップで動作対象外となることも考えられます。
GTX 1060のアーキテクチャはPascalで2016年発売です。その前のKeplerアーキテクチャは2012年発売でドライバーの提供終了は2021年でした。
9年の間はドライバーが提供されていたことになり、単純に同じ期間をPascalに当てはめると2025年までです。GeForceのアーキテクチャは、
Kepler:2012年。GTX 700シリーズ。
↓
Maxwell:2014年。GTX 700/GTX 900シリーズ。
↓
Pascal:2016年。GTX 10シリーズ。
↓
Turing:2018年。GTX 16/RTX 20シリーズ。
↓
Ampere:2020年。RTX 30シリーズ。
と変遷してきているので、Ampereの次の次が4年後の2024年あたりに発売され、ともなってPascalのサポート終了となりそうな感じはします。なお、動画再生支援は、VP9やHEVCはPascalから、AV1はAmpereからです。
FHDで60fps目安でゲームやるとか動画再生するにはまぁ問題ないんじゃないですかね?
まだまだ使えそうです。
ただし、サポートの観点からは今GTX 1060を中古で買うくらいなら、値段も性能も同等程度のGTX 1650を買うべきでしょう。
GTX 1060の前はGTX 1050を使っていました。こちらはヤフオクで1万円程度で手に入れましたが、いまもそのくらいで値下がりしていませんね。
こちらもチップはPascalですしFHDでの動画再生などは全く問題のないモデルなので、何かの時(映像出力関係のトラブル等)の代替用や障害切り分け用に取っておいています。
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