ロジクール Signature M650をX-Mouse Button Controlでカスタマイズ

ロジクールのワイヤレスマウス M650を自宅ノートPC用に購入しました。純正アプリの「LOGI OPTIONS+」では機能割当に制限があったため、X-Mouse Button Controlでカスタマイズしました。

マウスボタンでやりたいこと

自宅ノートPCを使うときはコンテンツ消費がほとんどで、たまに画像修正や動画編集をする程度です。しかも土日祝日しか使いません。マウスボタンに欲しいのは、左右クリックの他は以下の３点。

いずれもキーボードに手を伸ばしたりメニューアイコンをクリックしたりが面倒なやつです。
「進む」は自分では使わないです。

マウスメーカー各社はボタンカスタマイズアプリを出しています。が、一部操作に割り当てができなかったり、動作がいまいちだったり。

M650はチルトホイールではないのですが、サイドボタンを押しながらホイールを回すと水平スクロールが出来ます。ところがロジクール純正アプリの「LOGI OPTIONS+」はこれに対する機能割当が出来ません。

そこで「X-Mouse Button Control」です。対応ボタン数が5つまで（Windowsの制限）＋ホイールの回転とチルトなので、仕事で使う多ボタンマウスには使っていませんが、自宅用には最適です。

Windows 11で使用中です。

水平スクロールには音量上下を割り当てます。サイドボタンを押しながらホイールを向こうに回して音量上げ、手前に回して音量下げと直感的な操作になります。

サイトやフォルダ内をホイールでスクロールしながら参照して、用がなければホイールをクリックすることで前のページか上位フォルダに戻ります。
これが良く使う。

現在のページかフォルダのままで一気に先頭に戻ります。とくに記事を読み終わって先頭のメニューに戻りたいときに便利です。

前述のやりたいことに出てこないのですが、ボタン余ったので。ホイールでコリコリやり続けるのは面倒なのでページ単位でスクロール。

そもそものマウスについて。以下の優先順で選んでたどり着きました。

この価格帯（4千円前後）でBluetooth接続はボタンが3つまでが多かった気がします。

避けたかったものとして以下の2点がありました。

・専用ドングル接続のみ
ワイヤレスにしたのに出っ張りが残るのは鬱陶しい。USBポート消費するし。Bluetoothの備わらないデスクトップPCならアリです。ちなみにM650はBluetoothでも本体付属の「Logi Bolt USBレシーバー」でも接続できます。

・電源が充電池式
充電池が劣化するし充電も面倒くさい。家でしか使わないこと、家では常にエネループの充電済みをストック＆ローテーションしていることからすぐに満充電の電池が使えるので、20ヶ月に一度の交換なら全く問題なし。切れてからコンビニに買いに行くなんてことはしません。

充電池内蔵機器って真っ先に充電池が劣化して使い物にならなくなるんですよね。価格の安い商品は電池交換出来ずに買い替えになる。電池以外はまだ使えるのに…という残念感と廃棄するときの罪悪感。あれがすごく嫌。

よって、Bluetoothで乾電池式というのは譲れない条件でした。

とくに癖もなく、やたらと静かな左右ボタンはきちんとクリック感はあるので違和感はありません。

ホイールは強めに弾くと高速スクロールするとのことですが、そんなにすごい勢いにはならず、シャーっと回り続けるようなものではありません。

ゆっくり回転させても節度感はあり、位置決めはしやすいです。

左右ボタンは本当に静か。通常の生活環境なら聞こえないほどに静かです。

ホイールの回転も静か。一年中ジージーとセミが鳴いているようなことにはなりません。ただし、サイドボタンは安いクリック音がします。

Windowsのログイン画面が表示されたときにはもう使えるようになっており、とくに待ったりする必要は無いです。ダイニングで使用中にレンジを使っても接続が途切れたりすることもなく、否定的な要素は全くありません。

自分では出来ない改善点はサイドボタンも静音にすることかな。
左右ボタンは本当に静かなので、サイドボタンの音がかえって気になるという…。

M650はマウスとして良いと思います。気に障るところがまったくないです。4千円でこれなら、間違いなしです。

X-Mouse Button Controlでの機能割当も問題無く、操作性が悪化する事もなく使えています。