FireタブレットにGoogle PlayをインストールするとAndroidタブレットとして十分以上に使えることは3年ほど前に購入したFire HD 8で実感していました。
そこにFire HD 10が2019年秋にリニューアルされ、OSのベースがAndroid 5から9になり、USBポートがType-Cになりました。
これはいいぞとタイムセールで10,980円となったところで購入。非プライム会員でAndroid 9タブレットとして使おうというのですから、逆ぼったくりな状態ではあります。
Fireタブレットはハードウェアはほぼ原価で売って、サブスクリプションで儲けるモデルです。
10,980円が原価に近いとして仮に原価率4割と多めに(?)計算すると、販売価格は27,450円になります。10.1インチ、WUXGA、メモリ2GBにストレージ32GBといったスペックなら妥当な価格帯かと。
要するに2万円以下で売っている安モンとは違う。それが1.1万円で買えるのですから、本当にお買い得です。
Fireタブレットの良いところは、インターフェースが全て上(スピーカーを上にして横向きにすると右側)に配置されていることです。画像はAmazonから。
USBポートが上なので、縦向きで使用中にスタンドに置いたまま充電出来ます。ボリュームボタンが側面ではないので、横向きに置くと操作出来ないなんてこともない。
なぜ他のタブレットはあちこちに散らばっているのでしょう? まとめた方が製造コストも安くなる気がします。
もう一点の良いところは、Amazonのサービス用に作られていること。つまり、動画再生や書籍の表示に問題がないことが保証され、Amazonによるサポート(OSの更新)があることです。この辺りも売りっぱなしの企画モンとは違う。
使ってみると画面解像度がWUXGA(1920×1200)とFHD(1920×1080)よりも精細で、縦に持ってページを表示した時の情報量はなかなかのものです。この解像度で気軽に縦に横にと切り替えて使うケースはあまり無かったので新鮮でした。
「spacedesk」というアプリでノートPCのサブモニターとして使うのも意外と大丈夫なものです。無線接続なのでレスポンスは一般的なモニターより劣りますが、資料作りや編集作業でなければ問題ありませんでした。
WiFiが5GHzに対応している(ルーター側でチャンネルの固定が必要)ので、通信速度面で困ることもありません。
これまで使っていたFire HD 8はアプリひとつの起動で動画を見る程度ならまだ問題ないので、Youtube専用機として余生を送ることになりました。
最後にお勧め設定。Androidで開発者オプションを開けるなら以下の赤枠のところの設定を画像のようにすると画面がシャキシャキ動きます
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