プロバイダ変更:テレビ用同軸ケーブルの配線追加 – 現況確認編

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変更に至る理由

拙宅ではもともとはテレビは地域のケーブルTVでインターネットはSo-net光だったのですが、J:COMのエリアとなってケーブルTVとインターネットを統合できてちょっと安くなりますよとの謳い文句につられて変更しました。

しかし使うにつれて不満が募りました。わかっていたことではありますが、使い辛くなってきました。

  1. インターネットの上りは10Mbpsが上限
    下りが120Mbpsと320Mbpsの2つのプランがあるのですが、どちらも上りは10Mbps。同軸ケーブルの限界?
  2. TVのパススルーは地デジのみでBSや4K放送はSTBを介さないと見られない
    STBを起動してテレビの入力切替が必要だし、テレビもレコーダーも地デジしか録画できない。※現状はSTBにHDDをつなげて録画

1については最近下りが1Gbpsに対応するプランが出たのですが、上りは100Mbpsで1/10。光回線も可能だけどau光の回線になります(J:COMはKDDI資本のため)。速度が改善してもSTBが残ることには変わりありません。

STBをなくすためにアンテナを立てるのは避けたい。家の見栄えはともかくとしても、外部にさらされる機器で台風などの気象災害の心配のタネを増やしたくない。

ということで、STBをなくしてアンテナを立てずに各種放送が見られる、かつ、まともな速度のインターネットとなると、「フレッツ光」+「フレッツテレビ」しかなさそう。

なお、「ひかりTV」はSTBが必要なのでダメです。

変更への障害

J:COMの契約は解約料がかかるけど解約料を補填できるだけのキャッシュバックがあるところがほとんどなのでいいね~とおもったら・・・。

光回線の終端装置(ONU)のRF出力を各部屋へ送信する口がありません。

外部からの通信回線は2Fクローゼットの中のコンセントのところにきており、ここから各部屋への電話とLANケーブルが配線されています。が、建築当時はテレビの入力がここに必要とまでは思い至りませんでした。

情報コンセント
情報コンセントの様子。電源、電話、LANはあるけど、TV用のアンテナ線がない。

リビングに終端装置を置いてそこから戻すには、光回線をリビングまで引き回さなければなりません。

そこで、クローゼット内のコンセントにTV用のターミナルを増設して屋根裏のTVの分配器に向かう配線を追加することにしました。業者に頼むと1.5万円程度するみたいなので、DIYでやってみることにしました。

現況確認

まずはテレビ配線の分配器の場所を特定しなければなりません。大抵は屋根裏にあり、点検口近くにあるらしい。

コンセントが設置されているクローゼットのすぐ裏の部屋の天井に屋根裏へ通じる点検口があるのでそこから覗いたところ、幸いにしてコンセント裏側も分配器も手の届くところにありました。

テレビ配線の分岐器

分配器周辺の様子
分配器周辺の様子

手前の白い箱がCATV対応のブースター、左の板に固定されている電源タップの隣の銀色の箱が分配器で、各部屋へはスター配線となっていました。

情報コンセント裏側

前述の情報コンセントの裏側がどうなっているか確認します。

屋根裏の様子
白いPF管の根元がコンセントの裏側あたり。

断熱材を移動するとCD管が出てきました。このオレンジの管がコンセント裏のスイッチボックスにつながっています。

屋根裏の様子
情報コンセントへ向かうPF管。

点検口から身を乗り出せばコンセント裏側にも分配器にも手が届くので、ケーブルを引き回すことが出来そうです。

続く

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