CD管にLANケーブル(Cat6A)を追加配線 – その1 現況確認編

Wi-Fiの電波を改善するためにLANケーブルを新たに施設しました。このケーブルをアンテナ代わりにして…ではなく、アクセスポイントを設置出来るようにするためです。

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現況

自宅は木造二階建てで、2Fクローゼットに回線を引き込み、そこから以下の部屋へLANケーブルを引いてモジュラージャックを設置しました。
1F リビング
2F 寝室
2F オープンスペース

建築当時の2007年頃は1GbEが当たり前になった頃で、Cat5eで敷設されています。情報分電盤のようなものはまだ一般的ではなかったためか、コンセントにモジュラージャックを集約する形になっています。

ホームゲートウェイ PR-600MIと情報コンセント
2Fクローゼットの回線集約箇所。外からの回線と各部屋へのLANケーブルのモジュラージャック、TV分配器につながる同軸ケーブルのターミナルがあります。黒いものはフレッツ光用のホームゲートウェイです。

入居当時にインターネットに接続する機器はデスクトップPCのみ、回線はADSLという時代でした。Wi-Fiルーターのことなど全く考えていませんでした。

その後に増えた据え置きのネットワーク機器(AV機器やデスクトップPC等)は全て有線接続が出来ています。

そのモジュラージャックの位置が概ね建物の端の方なので、どこにWi-Fiルーターを持ってきても対角線の部屋では電波がギリギリ…。今は2Fクローゼットにルーターを設置していて、2Fはどこの部屋も問題無く、1Fは対角にあたるリビングの端の方や2Fの水回りの影になる1F和室が電波がやや厳しい状況です。

改善計画

過去に中継機を設置してみたことはあります。が、接続がどうにも不安定だったので売り払い(これもバッファローだった…)、そのままになっていました。

2021年現在の選択肢としては、
1. メッシュを構築
2. 新たにLANケーブルを家の中心付近まで敷設してアクセスポイントを設置
の二択です。

1はEasyMeshは時期尚早、他のメッシュはメーカー固有になるので選びづらい。メッシュ対応の機器はちょっと高いし。それにバッファローの不具合の多いWi-Fiルーターのおかげでルーターを管理するのに疲れてしまい、2台管理するのは面倒。

そこで2のケーブル敷設を検討します。これをやるなら家の中心付近にケーブルを引きたいところです。

既存配管の確認

幸いにして1Fの真ん中にあたるダイニングの電話台のところには電話のモジュラージャックがあり、中を見たらCD管も来ていました。

1Fダイニング電話台下のコンセントのプレートを外したところ
1Fダイニング電話台下のコンセントのプレートを外したところ。左が電話用のモジュラージャック。
1Fダイニング電話台下のコンセントのCD管
ケーブルが出てきているところのオレンジ色のパーツがCD管。ケーブルは電話線。

ダイニングの電話台は南北方向の中央、東西方向はやや西寄りながらもほぼ家の中心で、電話台は高さ80センチと、ここにWi-Fiルーターを置けたら良さそうです。

そこで、まずはここのCD管はどこから来ているかを確認します。CD管に掃除機の吸い込み口をあてて吸い込みます。CD管の反対側で吸い込んでいるところがあるはずなので探したところ、冒頭の写真の2Fクローゼットの情報コンセントのところでした。理想的な所に配管されています。こうなったらLANケーブルを配線するばかりです。


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