昨今は電子式になった車の鍵ではなく、玄関ドアの錠の話です。差込が固くてたまに奥まで入らず、回す時も回る位置を探りながらでないと回らないことがしばしば。鍵穴の薬(ボロンのスプレー)をさしてもすぐに効かなくなってしまうようになりました。
調べたらシリンダーだけを交換出来るようなので、やってみたらネジ2本を扱うだけで、5分もかからないくらいの簡単な作業でした。
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元はKWIKSETのディスクシリンダーだったのを日本メーカー(ウエスト社)のディンプルシリンダーにしたことで防犯性が上がりました。それにも増して、鍵が上下対称で向きを気にしなくて良いこと、鍵の抜き差しの抵抗がとても少なくて格段にスムーズになったことがメリットでした。二つ備わる鍵の内のもうひとつのMIWAの方は10年経ってもその状態なんですけどね。
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![](https://i0.wp.com/btronic.net/wp-content/uploads/2021/07/e9fb9823f3.jpg?resize=800%2C561&ssl=1)
日本ロック工業会が自主的に定めた鍵の耐用年数は10年なのだそうです。「安全上支障なく使用することができる標準的な期間」だそうで。1日あたり4回程度施錠・解錠するとして年間1,500回くらい、10年で15,000回程度となるのですが、もっと持ちそうな印象はあります。
まぁ、物理特性もさることながら防犯性能も鑑みて、ということなのかとは思います。
で、合鍵を作ったのですが、なんとひとつ2千円。簡単には複製できなくてメーカーに依頼する必要があるらしく、納期は2〜3週間。ちなみに、シリンダー本体は一万円弱でした。
防犯にはコストのかかる世の中です。
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