Windows 11のプレビュー版を自宅用のThinkPad E490にWindows 10からのアップグレードの形でインストールして使っており、10月の正式リリース後に正式版に移行しました。
Windows 11のビルド番号比較
ビルド番号は同じでした。Insider Programをオフにするだけでよかったのかも。
プレビュー版:22000.194
正式リリース版:22000.194
インストール時のエラー 0x800f0955 – 0x20003
インストールは、以下のページから「Windows 11 のインストール メディアを作成する」の方法で行いました。USBメモリにインストールメディアを作成し、その中のsetup.exeをそのまま起動する手順です。
「Windows 11 インストール アシスタント」は起動しても一瞬ウィンドウが表示された後に終了してしまい、動作しませんでした。
インストールが終わったと思ったらエラーのため元のバージョンに戻したとの旨と「0x800f0955 – 0x20003」というエラーコード。
色々調べたところ、更新プログラムなどのダウンロードを行わないようにするとよいらしく、以下の画面で「今は実行しない」を選択して進めたところ正常に完了しました。
Windows 11の使用感
アプリケーションの動作はWindows 10と比べてとくに変わりません。内部的にはWindows 10からあまり変わらないようで、お化粧直しのほうに力が入っているのでしょう。
使い辛くなった(まだ慣れないだけ?)のは、タスクバーとスタートメニューです。カスタマイズがほとんどできなくなり、位置の変更も不可。よく使うフォルダのショートカットをメニューにピン止めしてカテゴリごとに分類して配置することが出来なくなったのがとくに不便。代替手段はあるのだろうか。
印象として何をするにしても1クリック程度増えたような気がします。見た目をすっきりさせて洗練させるためなのかもしれませんけど、なんとなくやり切ってない野暮ったさもあるような、そんな感じでした。
「最後のWindows」の件
Windows 10が「最後のWindows」というのは正式なものではないような感じです。
↓この記事によれば…。
Recent comments at Ignite about Windows 10 are reflective of the way Windows will be delivered as a service bringing new innovations and updates in an ongoing manner, with continuous value for our consumer and business customers
The Verge
これまでのようにOS丸ごとをごっそり一枚岩のごとくバージョンアップするというのはWindows 10にした時でお終い。今後はサービスとして然るべきやり方でアップデートを継続して提供していくことになる。
意訳すればそういう感じになりそう。なので、これまでのように何もかも丸ごと入れ換えでお祭りだ!みたいなのはWindows 10が最後だという意味なのでしょう。「Windows will be delivered as a service」がポイントです。
必要に応じてその時に必要なリソースを使うというクラウドサービスの時代には合致していると思います。
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