NAS(LinkStation)の買い替え

自宅のNASが10年ほど経ち、度々応答無しになってしまう。速度も今となってはかなり遅いので、最新のNASに移行しました。

拙宅の場合はRAIDを組む必要はない、というのがNASを運用してきて思うことです。

NASのファイルはほぼ参照のみで仕事用ではないので、何かあっても過去の写真やビデオが見られなくなる程度。それならバックアップをしっかりしておけば良くて、可用性を確保する必要は無かったです。

ということで、1ベイのNASにしたのですが、NASの世界で1ベイは格下扱いなのか、NASキットでは良いものが見つかりませんでした。

2ベイで一方をデータ用、もう一方をバックアップ用とする方法(デュアルシングルバックアップというらしい)もあります。ただし、ファイルシステムの関係で本体障害時にWindows PCにHDDを直接つないでも読めないし、別ブランドのNASにして復旧できるかも分からない。

1ベイでHDD搭載モデルではバッファローやエレコムから2.5GbE対応でCPUも強化された商品が出ていました。今使っているのもバッファローだし、まぁいいかなとバッファローの4TBのモデル(LS710D0401)を購入。

※追記

その後、DLNAサーバーに問題があることが分かり返品しました。それを目当ての方は購入は控えた方が良いです。

同じ4TBなら1GbE対応モデルよりもやや安いくらいでした。ファイル容量はまだ2TB未満なのでバックアップ用の2TBのUSBドライブはそのまま移設。

新旧を比較するとHDDベイが減った分スリム。右が1ベイ、左が2ベイです。

NAS

拙宅のネットワークはまだ1GbEですが、新モデルは概ねローカルHDDと同等の速度で使えるようになりました。

旧モデルはRAID0構成でも半分以下。処理速度の向上振りが分かります。

ベンチマークはそうでも、実効速度はどうなのかというと、数GBのファイルをデスクトップPCからNASへ移動した時のネットワークの状況を見ると、GbEのほぼ上限で処理してました。途中で落ち込んでいくことはありませんでした。

ここ数年で言われ始めたGbEがボトルネックになる状況が現実になりました。

バックアップドライブがUSBが3.2(5Gbps)接続になったことでバックアップが格段に速くなったのは安心感あります。USBの青いコネクタはUSB 3.xの証。

バッファローのNASの新旧モデル比較

性能が上がると複数同時利用時も速度の落ち込みが少ないので使い易くなりました。リビングのAV機器からDLNAで参照するとかレコーダーの録画コンテンツを移動するとか(DTCP-IP対応)の操作も非常に快適です。

こうなると、2.5GbEのネットワーク機器が欲しくなりますね…。

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