この夏頃から洗濯機の乾燥機能で洗濯物が乾燥しなくなってきました。完了しても洗濯物は生乾きで乾ききらない状態です 。
洗濯機は2011年製の今はなき三洋電機のドラム式です。もう14年前の機種なので、劣化によるものかと思ったら違いました。
原因
乾燥フィルターへ通じる空気の流路にホコリが堆積し、詰まっていたためでした。このため、乾燥機能が働かない状態でした。
ん?
フィルターの手前が詰まるって、フィルターの意味とは…??
対策
ネットで見かけたのですが、排水口の髪の毛を取り除くための長いワイヤーのついたブラシを使いました。800円程度です。これを流路に突っ込んでホコリを掻き出しました。

詰まっていたホコリはベッタリと湿っていたことから、フィルターにたどり着く前に流路に貼り付く→次々と堆積していったと考えられます 。
それって設計不良では?
大物が取れたあとも細かいのがいつまでも取れてきりがなかったので、思い切って水を流し込んでみたところ…。

洗濯槽に水が流れ込む音がしたのでさらに水を流し込んで水位を上げると、ドラム内に達した水は黒く濁っていました。
そこで脱水を選択して排水(ドラムが回り始めたら止める)してみると、排水側の糸くずフィルターにごっそりとホコリが溜まりました。思わず「うわっ!」と声を上げてしまったほどの量で、あまりのことに写真を撮るのを忘れてしまいました。
水を流し込んでは排水を4回繰り返したところ 、排水側にホコリの排出はなくなりました。
結果
乾燥機能は完全復活!
以前のように、からっからに、ふんわり乾くようになりました。
流路を水洗い出来るなら説明書に書くべきかと。フィルターの役割とは?の疑問は解けないから書けなかった?
今回の件はメーカー側には悪意も想定も無かったのかもしれませんが、不信感が残りました。もうメーカー無くなっちゃったけど。
とても簡単に出来ることで機能が回復し、洗濯機を買い替える必要もなくなりました。だからこそ、メーカーはこうしたメンテナンス方法を使用者に伝えるべきでしょう。
詰まってから掃除するのでは、時間や電気代、水道代(水冷除湿式のため)の無駄なので、今後は毎月定期的な洗浄をしようと思います。
今回使用した商品
類似品です。
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